動画関連メモ

【前置き】

特に明記なき場合は、GV-USB2などのソフトウェアエンコードタイプのキャプチャーデバイスに対応。また、MPEG2キャプチャーの場合、出力されるファイルの拡張子は、ts, mpg, mpegになります。更に、MPEG2キャプチャーについては2020年においては幾分、古い方式に感じるかもしれませんが、現在主流となっているCPUスペックにおいては、かつては「MPEG2キャプチャーは重たい」と言われていた物が今では、鼻糞をほじくり返しながら変換ができるくらいになっております(CoreマイクロアーキテクチャーのセレロンCPUでも余裕)。

更に

MPGキャプチャーにおいてのふぁいる書き出し時、書き出し中のファイルはロックされておらず(削除は不可)、書き出し中ファイルをそのまま再生させる事が出来ます。つまり、何かTV番組を録画しながら視聴していて、途中で席を外すなんて場合には、この書き出し中の拡張子mpgファイルを再生させれば、擬似的にタイムシフト再生と同等の状態が実現します。MPEG形式以外では不可能な事ですわね。

【MPEG Capture】

VLC(オープンソース)


・GV-USB2非対応
・GV-MDVD3対応

多機能、高機能マルチメディアプレーヤーではありますけど、GV-MDVD3などのハードウェアエンコードタイプのキャプチャーボードも対応するダイレクトストリーミングキャプチャーにも対応。但し、GV-USB2には非対応。GV-MDVD3に付属するUlead DVD MovieWriter 7 SE for I-O DATA WinDVDでは、ホームムービーからのキャプチャーであっても、画面の僅かなノイズが著作権管理(コピーガード)信号として検出され、録画が停止する問題があり、正直高価なハードウェアエンコーダー商品としては聊か疑問を呈する事になってますが、VLCを使う事でコピーガードを無視します。控えめに言いますがハードウェアエンコーダー+DVD MovieWriterの組み合わせはクソです。

Cyberlink PowerDirector(シェアウェア)

・MPEG2キャプチャー
・GV-MDVD3対応

動画編集ソフトとしては様々なデバイスにバンドルされる事もあるこのソフト。ハードウェアエンコードタイプのキャプチャーにも対応しております。勿論、コピーガードを無視してくれます。ただ、動画編集ソフトである面々が大きく、キャプチャーには特化していない事から、取り込みながら視聴する場合には少々不満があるかも。

Honestech TVR 2.5(シェアウェア)


・MPEG2キャプチャー
・取り込み時16:9可能

既にメーカーは倒産して存在しませんが、MPEG2キャプチャーが出来るソフト。MPEG2はCBR(固定ビットレート)。

AVS Video Recorder(フリーウェア)


・MPEG2キャプチャー

数少ないフリーで使えるMPEG2キャプチャーソフト。設定は7Mbps(音声はMPEG Audio Layer2 / 256kbps max)のDVD HQ設定一つだけですけど、シェア、フリー含めて更に数少ないVBRエンコード式。激しい動きの時には惜しみなくビットレートを割り当て、動きの少ないシーンでは極限までビットレートを抑える方式のエンコーダー搭載。

LightCapture(バンドルウェア)


・MPEG2キャプチャー
・取り込み時16:9可能

GV-USB2に付属しているキャプチャーソフト。Cyberlink社製のMPEGエンジンによりMPEG2キャプチャーエンコードが出来ます。ビットレートは映像CBR(8Mbps)、音声LPCM(非圧縮)ですが、ビットレートが高いので非常に綺麗。インターレース解除機能も付いております。


AmaRecTV Live(フリーウェア)

キャプチャー界では定番。

Bandicam(シェアウェア)

MP4 H264/AVC形式でのキャプチャーが可能。しかも、CPUに内臓されているIntel QSV、nVidia CUDAなど、CPU以外を使ったエンコードにも対応。

Debut動画キャプチャソフト(シェアウェア)

VirtualDub2(オープンソース)

VirtualDub(オープンソース)

VirtualDub Mod(オープンソース)

OpenShot Video Editor(オープンソース)

Adobe Premireのようなタイムライン式のビデオ編集ソフト。元々はUNIXプラットフォームでのソフトウェアですが、Windows版も存在します。

AVIDeMux(フリーウェア)

MPEG, AVI, MP4など、再エンコードする事なく、カット、結合、アスペクト比などのフラグを編集できます。勿論、通常の各種コーデックを用いたエンコードも可能。

Xmedia Record(フリーウェア)