eBayを参照
凄く気になる次世代の充電池であります。リン酸鉄リチウムイオン電池と呼ばれ、リチウムイオン電池よりも安価に製造できる点が魅力ではありますが、リチウムポリマーよりも若干ながら危険であると言う物なのですよね。
以上です(←短っ( ̄▽ ̄))
10/2追記
皆さん、お帰りコメント有難う御座います。N技だけに留まらず、こういう時に「お帰り」と言って下さるだけで、これほどモチベーションが上がる居心地良い感覚になるとは(笑)。ツイッターではこうは参りません、と言いたいですが現在の私のツイッターはフォロワーが9割以上放置でして、残る中にはコミュニティーアクティブな方は少なく、盛り上がる事が絶対に無いアカウントでありますのでね。代替があればツイッターを真っ先に捨てて皆様の下へと参りましょうぞ(o→ܫ←)b☆
もう一通りコメント頂けたと思いましたのでとりあえずここに、簡単ですが私からの返信を追記しておきます^o^。
AMラジオ技術を基本とし、FMではなくAMトランスミッターを手作りしています。基本的には、昨今のマイコン(AVR,PIC)を用いた物ではなく、可能な限りアナログ技術を用いた物への興味の為、それが中心となりますが、物作り全般への興味の為、エフェクターやアンプなどもテリトリーです。アンティーク大好き(๑→‿ฺ←๑)♡
9/30/2017
9/27/2017
AM送信機が嘘を付く
昨年初頭には、色々と疑念を抱かれてしまう事が頻発しました。事の発端は、ある方から「お奨めのラジオ送信機は?」と尋ねられた事にありました。条件としては、
「100万円までで、ハンダゴテを使わずにすぐに使える物。電波管理法は無視。」
と言う条件で、とある中規模の送信機(500W)を紹介しました。個人が購入できる最も手軽な送信機としてはそこそこ知名度があるのですが、これを購入された方が後に発した言葉は
「これのどこがお奨めなのか。大金を投入したわりにはこれで満足できるかよ」
で、どういう訳か私に非難が。
何度も申し上げておりますが、AM放送であろうが短波放送であろうがFM放送であろうが、送信機をゲットし電波を出してそれを受信機で捉えて音を聞くと言う一連のセットで、特にFM変調タイプに関しては大抵の人の求める音質は100%得られません。
工作キットとしては幾つか送信機キットが5万円程度で存在しています。更にイベント会場で使えるような小出力な物で製品版としては、Talking Houseというメーカーからも5~10万円程度で出ています。
がしかし
それらは一部には音声圧縮回路が搭載されている物もありますが、概ねは純粋な送信装置であります。特に100万円近くする物でしたらその傾向が売りの特徴とされております。要は入ってきた音をそのまま可能な限り正確に電波に乗せるのが送信装置なのであります。FM送信機ならば場合によると20Hz~20KHzまでの帯域信号をそのまま乗せる物もありますが、普通に考えるとそれでFM放送が成立しない事が分かります(FM放送は19KHzにステレオチャンネルを制御する信号が乗ります)。がしかし、送信装置としてはそれが最も理想な品質になるのであります。中にはステレオ信号すら発生させない送信機もあります。つまりはそれらFM送信機は、本当の意味で送信機であり、別途、変調器が必要になるのです。変調器は、音声のL/Rを乗せる為の38Kサブキャリア制御やパイロットトーン19KHzの生成、文字データーRDS、プリエンファシス、オーバーレベルプロテクションなどの機能を司ります。FMの場合はこれらを変調器と呼んでいます。
で、AMの場合は外部変調器と言うのは、概ねはオーディオプロセッサーの事を指す場合が多いのです。それは振幅変調回路自体が送信回路の一部であるからですね。
そして、送信機を購入した人がガッカリするのは、一つ
「AM放送の音じゃない!」
今一度申し上げますが、私はあくまで「AMラジオ送信機」という括りだけでお奨めしたわけですので、それだけを用いたからと言ってAMラジオのような音は得られません。
確かにAMの場合はAM変調自体がそれに近いような音として電波に音が乗ります。
話しは逸れますが、敢えてAMラジオの音に拘る人の頭の中にあるのは、決して高音質ではないチープな音なのです。しかしそれは殆どの場合、受信機側がそのような特性になっているのであります。特に一般的に普及している受信機の復調回路ではスーパーヘテロダイン方式という物が採用されておりますが、原理は割愛しますがこれは基本的には復調する帯域を狭く絞って乱立する放送局が互いに重なって復調されないよう、中間周波数フィルターと言う物が採用されているのです。このフィルターによって音声帯域が狭まっているのですね。そして、この音が古くから人々の耳に馴染んだAMラジオの音として成立しました。
元々、AMラジオは送信側での音質改善にはかなりの限界があります。真空管式、PWM(PAM)式、デジタル式と言った違いでは実際に音質は変わってますが、それらが実際どう違うかと言うのは非常に分かり難い部分であります。と言うより、AMラジオ自体が送信側ではなく受信側で音質が決定される傾向にあります。あなたがAMラジオ受信機を多数比較しますと、FMラジオ受信機を多数比較するよりも大きく違いがあるのが分かるでしょう。ストレート形式の受信機は非常に高音質である、って事を言う人が居ますが、そりゃそうです。フィルター無しのストレートなんですからね^^。ただ、AMラジオに高音質を求めるってのはどうかと思いますわね。だったらFMで良いでしょ、みたいな。
そしてもう一つ、所謂ラジオっぽい音にしようとする場合は、それなりの音声処理回路が必用になります。そういった音声処理回路は基本的にはAM送信機には搭載されておりません。あくまで、AMラジオに対して音を乗せて飛ばすだけなのがAM送信機なのであります。
ですので、私が作っているAM送信機は、音響プロセッサーを用いたラジオの音になりますので(実際にRAIDEN, ASUKA以降の送信機には標準、簡易含めて位相回転、位相対称化、音量圧縮、帯域分割などの音響プロセッサー回路を搭載済み)純粋な送信機ではない、って事になりますわね。
と言った事ですので、この点を捉え違いされないようにお願いします。
「100万円までで、ハンダゴテを使わずにすぐに使える物。電波管理法は無視。」
と言う条件で、とある中規模の送信機(500W)を紹介しました。個人が購入できる最も手軽な送信機としてはそこそこ知名度があるのですが、これを購入された方が後に発した言葉は
「これのどこがお奨めなのか。大金を投入したわりにはこれで満足できるかよ」
で、どういう訳か私に非難が。
何度も申し上げておりますが、AM放送であろうが短波放送であろうがFM放送であろうが、送信機をゲットし電波を出してそれを受信機で捉えて音を聞くと言う一連のセットで、特にFM変調タイプに関しては大抵の人の求める音質は100%得られません。
工作キットとしては幾つか送信機キットが5万円程度で存在しています。更にイベント会場で使えるような小出力な物で製品版としては、Talking Houseというメーカーからも5~10万円程度で出ています。
がしかし
それらは一部には音声圧縮回路が搭載されている物もありますが、概ねは純粋な送信装置であります。特に100万円近くする物でしたらその傾向が売りの特徴とされております。要は入ってきた音をそのまま可能な限り正確に電波に乗せるのが送信装置なのであります。FM送信機ならば場合によると20Hz~20KHzまでの帯域信号をそのまま乗せる物もありますが、普通に考えるとそれでFM放送が成立しない事が分かります(FM放送は19KHzにステレオチャンネルを制御する信号が乗ります)。がしかし、送信装置としてはそれが最も理想な品質になるのであります。中にはステレオ信号すら発生させない送信機もあります。つまりはそれらFM送信機は、本当の意味で送信機であり、別途、変調器が必要になるのです。変調器は、音声のL/Rを乗せる為の38Kサブキャリア制御やパイロットトーン19KHzの生成、文字データーRDS、プリエンファシス、オーバーレベルプロテクションなどの機能を司ります。FMの場合はこれらを変調器と呼んでいます。
で、AMの場合は外部変調器と言うのは、概ねはオーディオプロセッサーの事を指す場合が多いのです。それは振幅変調回路自体が送信回路の一部であるからですね。
そして、送信機を購入した人がガッカリするのは、一つ
「AM放送の音じゃない!」
今一度申し上げますが、私はあくまで「AMラジオ送信機」という括りだけでお奨めしたわけですので、それだけを用いたからと言ってAMラジオのような音は得られません。
確かにAMの場合はAM変調自体がそれに近いような音として電波に音が乗ります。
話しは逸れますが、敢えてAMラジオの音に拘る人の頭の中にあるのは、決して高音質ではないチープな音なのです。しかしそれは殆どの場合、受信機側がそのような特性になっているのであります。特に一般的に普及している受信機の復調回路ではスーパーヘテロダイン方式という物が採用されておりますが、原理は割愛しますがこれは基本的には復調する帯域を狭く絞って乱立する放送局が互いに重なって復調されないよう、中間周波数フィルターと言う物が採用されているのです。このフィルターによって音声帯域が狭まっているのですね。そして、この音が古くから人々の耳に馴染んだAMラジオの音として成立しました。
元々、AMラジオは送信側での音質改善にはかなりの限界があります。真空管式、PWM(PAM)式、デジタル式と言った違いでは実際に音質は変わってますが、それらが実際どう違うかと言うのは非常に分かり難い部分であります。と言うより、AMラジオ自体が送信側ではなく受信側で音質が決定される傾向にあります。あなたがAMラジオ受信機を多数比較しますと、FMラジオ受信機を多数比較するよりも大きく違いがあるのが分かるでしょう。ストレート形式の受信機は非常に高音質である、って事を言う人が居ますが、そりゃそうです。フィルター無しのストレートなんですからね^^。ただ、AMラジオに高音質を求めるってのはどうかと思いますわね。だったらFMで良いでしょ、みたいな。
そしてもう一つ、所謂ラジオっぽい音にしようとする場合は、それなりの音声処理回路が必用になります。そういった音声処理回路は基本的にはAM送信機には搭載されておりません。あくまで、AMラジオに対して音を乗せて飛ばすだけなのがAM送信機なのであります。
ですので、私が作っているAM送信機は、音響プロセッサーを用いたラジオの音になりますので(実際にRAIDEN, ASUKA以降の送信機には標準、簡易含めて位相回転、位相対称化、音量圧縮、帯域分割などの音響プロセッサー回路を搭載済み)純粋な送信機ではない、って事になりますわね。
と言った事ですので、この点を捉え違いされないようにお願いします。
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AM Transmitter,
AMトランスミッター,
AMラジオ,
FMラジオ,
FM放送
9/24/2017
電源レギュレーターICの最大入力電圧
【AMS1117-5.0, AMS1117-3.3】
SOT表面実装パッケージの小さい電源安定化ICでは有名ですが、前者は5V出力、後者は3.3V出力。今回例に挙げるのはひとまずはこの2つです。
まずデーターシートを見てみますと、最大入力可能電圧が15Vまでである事が
分かります。日本語では絶対最大定格の項目ですわね。データーシートで真っ先に探すのがこの絶対最大定格の項目ですが、これを超えると壊れたりするよ、というメーカーが定めた最大定格であります。実際には多少のマージンが存在し17V程度までは大丈夫だと思いますが。
しかし
これは普通に考えれば誰でも気付くのですが、またもしかしすると当たり前過ぎて記述しているサイトが無いだけなのか、それともこういう使い方をする人がそもそも居ないのか分かりませんが、記載しているサイトが有りませんでしたので今回話題にします。
【入力可能電圧の最大値は15Vとは限らない】
答えを言いますが、シフトアップ回路の場合です。
電源ICには、入力、出力の他に、フィードバック端子やADJ端子、COM(GND)端子などがありますが、皆さんよく見かける物としましては
この系統ではないでしょうか。基本的には3つの端子が備わっている事で、日本国では「三端子レギュレーター」と呼ばれています(こちらの国ではそういった名称は存在しません。日本国独自です)。この3つの端子は概ね、入力、出力、COMという割り当てになっておりますが、これらレギュレーターはCOM端子を工夫する事で、基本特性を変更する事が可能です。
例として、
と言った感じになるのです。負電圧版ICも同様の考え方で可能であります。シフトアップと呼ばれる所以をお解かり頂けたと思いますが、ここで、78XXシリーズは概ね
40V程度までを入力可能な電圧としております。実際にそこまでの電圧を入れた使い方では色々と問題がどうたらかんたらって話しは別の機会にしますが、実はこの最大電圧は入力端子とCOM端子間の電圧の事なのです。もうお分かり頂けたと思いますが、先程のシフトアップ回路では、本来GNDに接続されるはずのCOM端子をGNDから何ボルトか持ち上げて設計しております。このシフトアップさせた電圧分だけ、絶対最大定格電圧もシフトアップするわけです。
つまり
7805を3.3Vシフトアップさせて8.3Vを取り出す回路の場合、上記表の for Vo=5V to 18V欄にある35Vが最大なのではなく、35V+3.3Vの38.3Vが絶対最大定格電圧の回路、って事になります。
もっと言うと、シフトアップを10V程度にすれば、45Vまで入力可能って事になります。
実はこれでも絶対最大定格は守られているのです。それはCOM端子はシフトアップさせた電圧分だけ上がっているわけで、つまりGNDレベルがシフトアップされた分だけ上がっている事になるわけです。
この概念を使い、ロードロップ特性(入力と出力電圧の差を低く出来る)が売りだが、最大入力電圧が15VまでというAMS1117シリーズで、12Vの安定化電圧を得たい場合などにも当てはめる事が出来るわけです。
では実際に使える回路を作ってみましょう。
上段は実際に動作確認した回路で、下段のほうはバッファ付き回路。とは言っても敢えてオペアンプのバッファを入れてCOM端子の電圧をシフトアップさせる必要性があるのか、って点ではかなり疑問でありますわね。バッファをこのように使っても電源品質に変化は無い気がします。100Ωを入れているのは、ツェナーダイオードが6.8Vですので、5Vレギュレーターから12Vを得るには、7Vのシフトアップが必要ですので、細かく12Vに拘りたい場合のシフトアップ&プチシフトアップって考え方であります。
尚、シフトアップしたとしましても、ロードロップな入出力特性は変わりません。12V出力を得たい場合、13V以上入れさえすればそれでOK(12V出力ICの7812の場合は標準としては3Vのドロップですので入力15Vは必用)。
AMS1117-5.0を22Vまでの入力で12V安定出力を得るちょっとした電源回路、DC-DC Converterを今回、記事にしてみました。
【ADJタイプ】
元々、可変タイプのレギュレーターの場合でも同様で、可変電源ICのCOM端子には既に回路が作られていると思います。GNDに向かって形成されているそのGNDをシフトアップすれば、シフトアップした電圧が可変の最低電圧になってしまいますが、一応はシフトアップが可能であります。
SOT表面実装パッケージの小さい電源安定化ICでは有名ですが、前者は5V出力、後者は3.3V出力。今回例に挙げるのはひとまずはこの2つです。
まずデーターシートを見てみますと、最大入力可能電圧が15Vまでである事が

しかし
これは普通に考えれば誰でも気付くのですが、またもしかしすると当たり前過ぎて記述しているサイトが無いだけなのか、それともこういう使い方をする人がそもそも居ないのか分かりませんが、記載しているサイトが有りませんでしたので今回話題にします。
【入力可能電圧の最大値は15Vとは限らない】
答えを言いますが、シフトアップ回路の場合です。
電源ICには、入力、出力の他に、フィードバック端子やADJ端子、COM(GND)端子などがありますが、皆さんよく見かける物としましては

この系統ではないでしょうか。基本的には3つの端子が備わっている事で、日本国では「三端子レギュレーター」と呼ばれています(こちらの国ではそういった名称は存在しません。日本国独自です)。この3つの端子は概ね、入力、出力、COMという割り当てになっておりますが、これらレギュレーターはCOM端子を工夫する事で、基本特性を変更する事が可能です。
例として、
と言った感じになるのです。負電圧版ICも同様の考え方で可能であります。シフトアップと呼ばれる所以をお解かり頂けたと思いますが、ここで、78XXシリーズは概ね

つまり
7805を3.3Vシフトアップさせて8.3Vを取り出す回路の場合、上記表の for Vo=5V to 18V欄にある35Vが最大なのではなく、35V+3.3Vの38.3Vが絶対最大定格電圧の回路、って事になります。
もっと言うと、シフトアップを10V程度にすれば、45Vまで入力可能って事になります。
実はこれでも絶対最大定格は守られているのです。それはCOM端子はシフトアップさせた電圧分だけ上がっているわけで、つまりGNDレベルがシフトアップされた分だけ上がっている事になるわけです。
この概念を使い、ロードロップ特性(入力と出力電圧の差を低く出来る)が売りだが、最大入力電圧が15VまでというAMS1117シリーズで、12Vの安定化電圧を得たい場合などにも当てはめる事が出来るわけです。
では実際に使える回路を作ってみましょう。
上段は実際に動作確認した回路で、下段のほうはバッファ付き回路。とは言っても敢えてオペアンプのバッファを入れてCOM端子の電圧をシフトアップさせる必要性があるのか、って点ではかなり疑問でありますわね。バッファをこのように使っても電源品質に変化は無い気がします。100Ωを入れているのは、ツェナーダイオードが6.8Vですので、5Vレギュレーターから12Vを得るには、7Vのシフトアップが必要ですので、細かく12Vに拘りたい場合のシフトアップ&プチシフトアップって考え方であります。
尚、シフトアップしたとしましても、ロードロップな入出力特性は変わりません。12V出力を得たい場合、13V以上入れさえすればそれでOK(12V出力ICの7812の場合は標準としては3Vのドロップですので入力15Vは必用)。
AMS1117-5.0を22Vまでの入力で12V安定出力を得るちょっとした電源回路、DC-DC Converterを今回、記事にしてみました。
【ADJタイプ】
元々、可変タイプのレギュレーターの場合でも同様で、可変電源ICのCOM端子には既に回路が作られていると思います。GNDに向かって形成されているそのGNDをシフトアップすれば、シフトアップした電圧が可変の最低電圧になってしまいますが、一応はシフトアップが可能であります。
9/20/2017
小豆送信機用トランス式電源を作っているのです
スイッチング電源方式から、トランス式に変更しまして、AC電灯線とは電気的に絶縁させる事で、ループ雑音(ブーン)を減らします。絶縁型のスイッチング電源も考えたのですが、一先ずはフル・アナログで統一してみたいのと、実は今までこのトランス式の電源という物を実用レベルに持って行けた試しがございません。ですので、少々気合い入れております。部分的には独自設計もあります。センタータップ式トランスを使用し、0Vセンター端子をGNDにし、上側、下側の両方を半波整流させる事で全波整流させております。
で、可能な限り高周波回り込みを防止する為に過剰とは思いますが、フェライトコアタイプのコモンモードフィルターをACラインとDCライン双方にぶち込んでおります。レギュレーターはAMS1117を使用し、Com端子にツェナーダイオードと補償抵抗、更にリップル除去キャパシターを加えて、これでもかって言うくらいに雑音を排除した作りにしました。
早速オシロで見てみましょう。
縦方向のdivを最大にズームしています。下側が整流後の波形。上側がこの電源ユニットからの最終的に出力波形。多少は電圧、電流をロストしておりますが、そこは妥協であります。とにかく、送信機側からの高周波回り込みを過剰に防止できている設計であります。特に、GNDラインをトランス側とはハイインピーダンスで高周波的に絶縁させています。更にトランス自体でAC電灯線との間で絶縁。ここまでやっても高周波ですので多少は逆流で飛び越えてしまいますが、実はそうなってしまう原因は小豆送信機側の設計にもありまして、それは、送信出力自体は200mW程度なのですが、送信電圧を70V程度まで上げていますので、その高電圧がGNDを伝って回り込むわけです(たぶんね。消去法でそれしか考えられません)。
実はこの写真ではAC側のコモンモードフィルターはまだ外部取り付けでありまして、最終的にはその部分まで内臓させます(左下のスペースへと)。しかし、スイッチング電源と違って、かなりの重量がありますわね。このユニットからは14V/800mA程度しか実用的に取り出せません。でもまあ、スイッチング電源よりも理想的と言われている古くからの方式ですので、設計上の消費電流が供給能力に見合っているので有るならばそれでOKですわね。
もしこれで上手く行かないならば、小豆プロジェクト自体を一旦保留にします。流石に今回は公開していないユニットや回路など、失敗が既に13回に至ってますので、ここでダメならばそもそも設計自体に問題がある、って事になります。後出し後出しで色々と策を練ると言うのは無意味でありますのでね。
と言うか、
何となく飽きて来てます。
9/18/2017
Kとk
結果として、大文字でも小文字でもどっちでもOKって事が判明しました。ただ、今回指摘下さった方の考え方も間違っていると言う訳ではありません。が、しかし、大文字で書いてはダメだと言うわけでは無いようです。

有る意味、汚れ無き御方ってところでしょう(笑)。余談ですが、この方と私とは何の繋がりもございません。
まあ、要するに、言語の美的表現などもそうですが、基本的には伝われば良い、って事なのです。
私は仮に抵抗器表記で大文字のKを使っている人が居ましても、それを、抵抗値として読み解くスキルはあります。でも、それを指摘するスキルはありませんし、逆に捉え違いしてケルビンオームだと解釈したとしても、じゃあそこから先、回路図を読み進める事が出来るのか、って点で、解釈間違いである事に気づきます、というか気づけます、と言うか更に、そこがケルビンである可能性はほぼありません(笑)。
だって少なくとも、回路図に大文字のKが記されていたとしても、それがケルビンオームなのかキロオームなのかの解釈を間違う人ってどれ程おられるのか、って点ですわね。
あっ・・・
古いタイプのコンピュータならばKとkは正しく認識し、それが全てであると認識しますので、人間のような臨機応変な判断は出来ませんわね。最近の人工知能ならば、余裕で、Kと書かれていようがkと書かれていようが、そこに「抵抗器の値」と言う付随情報があれば「ここは抵抗値を示す小文字のkなのだ」という判断が出来ます。
で、私はこのお方から指摘されはしましたが、修正するつもりは一切ございません。と言うか、そもそも私は大文字小文字が混在する書き方をしております。そこには私独自の住み分けがありますのでね。

[追記]
という意見を頂戴しましたので、合わせて参照して見て下さいまっし。大文字のKでも間違いではありませんよ。「JIS C 5062:2008 抵抗器及びコンデンサの表示記号」の「4.2.1RKMGT による表示方法」にKは10の3乗として用いると明記されています。https://t.co/K0gvgDPZcY— ikkei (@jh3kxm) 2017年9月18日
因みにですが私も過去に描いて来ました回路図では、殆どが小文字のkを使用しておりましたが、所々、大文字表記もあります。それは、小文字を意識しての事ではなく、単に数字を入力しそのままkを押すと、小文字になっているから、ってだけでして、CapsLockなどがONになっている時にたまたま大文字になっていた、って事のようでした。
まっ、分かればそれで良い、って事になりそうですけどね、このまま行きますと^^;。
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