8/26/2017

AMラジオ送信機~小豆5号機(2)



【進行具合】

実は、ここまでバラックでの動作実験は一切行っていません。「え?」って思われるかもですが、だってバラックで動作チェックしてもし動作不良が見つかったらそこでやる気無くしますでしょ?。「え?何意味不明な事言うてはりますのん?」などと尚も思われるかもですが、ここは私のスタイル。入れ物の木箱さえ完成しておれば、中身は幾らでも作り直す事が出来るわけです。外枠重視の私であります所以ですわね。そして、ここがポイントでして、実際にはこれは試作機であります。試作機ですので、これを使って色々な実験を行う事までが目的なのであります。そして完璧に動作する構成が見つかった場合、それが次の正式版の製作の最終収集データーとなるのであります。

って事でとりあえず全ての配線をし終えてから、そこで初めて実際の動作試験を行い、満足な特性が得られなければユニットを作り直す、そしてまたこのケースに装着して動作試験と言った繰り返しになります。で中々にチンタラやっておりますけど、ふと思った事としまして、










「あ゛っ…まだ空きスペースがあるにゃー( ̄▽ ̄)」









うん、良く無いいつもの悪い癖が沸騰中であります。でその沸騰中の一つとしまして、もうDCジャックを取り付けてしまった後ですが、もしかしてここに電源ユニットまで押し込んでも良いのではなかろうか、みたいな。幸いながら消費電流も計算値としては100mA程度ですので、HiTech社の小型電源なんぞをちょこんと鎮座させ奉り候と相成っても良いのでは無いかのぉー越後屋( ̄ー ̄)、って事を考え中だったりします。


(メーターに付いているビニルフィルムは工作中の傷を防止する為です)

VR(Potentiometer)もローレットタイプにしました事で、ノブの選択自由度も飛躍的に向上しましたので、流通している数百種類ものノブから自在に取り替えもOKであります。アンテナチューニングのノブだけはネジ式になります。

メーターの機能は、上側が変調レベルとアンテナチューニングレベル、下側が音声の圧縮レベル(Compression Level)表示であります。当ブログを御覧の方の中には実際に放送局の方がおられますが、その方々以外には若干分からないこれらの計器類ですが、最低限必要な計器類であります(本当はもう一つ有った方が良いのです)。

うーん、あともう一つくらい、LEDランプを色違いで欲しい所ですわね。デザインとしての色合いの観点ではこの状態だと息が詰まります。

あっ、メーターの保護回路忘れてますわね。


実体配線図。うーん、うーーーーーーん、色々と組み替えたのですが、しっくり来る部品配置はこれしか無かったのです。がしかしながら、やはりまだ基板上にスペースがありまして、可能ならば右側のメーター保護ユニットを左側のメイン基板にぶち込みたいところなのですけど、うーん、SMDチップIC…を使ってもP^MosRelayが未だ大きいわけで…。というかその右側の遅延回路ももっと小さく出来ますでしょ私。左側に合体させなかったとしても、流石にちょっとブヨブヨですわね。