1/07/2018

OPTIMODアナログ機は、デジタルには出せないアナログのよさが有りますよね(追記)

以前、OPTIMODのアナログ機とデジタル機について、私はされら双方、局のエンジニアの方がこの実験の為に設定した両機によりその違いが分かるのかどうか、と言う記事を出しました。未だに当てた人が一人も居ないわけですけど、それはともかくとして、とんでもない意見が飛び交っていたようです。

「検証なのにmp3って時点でダメ」

うん、全くもって意味が分かりません(笑)。そもそも、全てを同じ条件に据えており、あくまで3つのサンプルの違いを耳で当てて見ろ、と言う検証なわけですから、mp3でも別に構わないのです。

例えると

3人の料理人が、チャーハンと言うお題でそれぞれが腕を振るい、至高の一品を作り上げてその腕を勝負する、ってコンテストがあったとします。勿論出来上がるのはチャーハンであります。3人の料理人にはそれぞれに調理の方法や工夫に特徴があり、クセもあります。しかし出来上がったチャーハンを見て、「そもそもチャーハンって時点でダメ。検証に値しない。元の材料を出せ」って言うくらい意味不明な事なのです。

これがもし、CDを元ソースとして使い、マークレビンソンやJローランドプリメインアンプ、マッキントッシュ、そして私も所持するアキュフェーズアンプなどの、まあアキュフェイズはともかく(笑)それ以外のハイエンドオーディオアンプが如何に素晴らしいかを検証するのにmp3を音源にしておれば、これはやり方としては(間違いでは無いが)疑問に思われて然りであります。最低でもロスレス、又は無圧縮、何だったらそのままスチューダーなどのこれまたその業界では一定以上の評価が得られているハイエンドCDプレーヤーなどを使うべきなのです。

でもまあ、mp3、mp3、mp3(笑)、とか「ん??」と言う疑問符が頭に浮かぶような声もありましたので、比較に使用した音源の元ファイルを、ロスレスとして地位を確立しているFLAC形式でも出しておきました。

https://amradiotech.blogspot.jp/2016/06/optimod.html

まさか元音源であるFLAC形式でも「圧縮だろ?」とかいうツッコミされる事は流石にありませんでしょう。

もう一度言いますが、この検証ではmp3形式にて圧縮していたとしても、品質が若干低下しているとは言え、その若干低下している3つのサンプルだけでの違いを聞き取り、どれがアナログ機、どれがデジタル機なのかを当てて頂く、と言った検証な訳ですのでね。