6/29/2017

身の回りの色んなエナジーを吸収する超絶技術

タイトルが大袈裟ですが、要するにエネルギーハーベスティングテクノロジー。正確には、マイクロエナジーハーべスティングテクノロジー。いやもう、長くて嫌がらせのような覚えにくさ満天ですので、エナジーゲッツシステムとかでもいい気がしました。

エネルギーハーベスティングテクノロジー
Energy Harvesting

簡単に言うと、身の回りには天然人工問わず、色んなエネルギーが飛び交ってます。私の家でも構築してます太陽光発電(ソーラー)システムもその一種。宇宙空間も周辺の一部ですので、その彼方にある太陽からの光エネルギーを捕まえて、電気に変換しています。

風力発電や地熱発電、潮流発電、水力発電、いわゆる自然エネルギーを得ると言うのも、エネルギーハーべスティングだったりしますね。そもそも、ハーベストとは、捕獲すると言う意味のEnglish。余談ですが、身の周りにいるガチムチの男子、ボンテージ女子など、それらがもしあなたの活動源になるならば、その男子女子をゲットする事はエネルギーハーべスティングと言えます。ジョークのつもりで書いてますが、意外とスジが通ってます私偉い!( ̄▽ ̄)。

とまあ、大義としては、何かを取得してエネルギーへの転換を行う事を指すようですが、実質的な義としまして、自然界に飛び交っている何らかのエネルギーを受け取って、又は捕獲して、それを電気エネルギーへと変換転換する技術の事をEnergy Harvesting Technologyと呼んでいます。実際、ワイヤレスパワートランスフォーム、つまりは、非接触電力転送も最近のモバイル端末では浸透していますよね。あれも技術的にはこれです。

で、まあ古くから身近にある物としましては、鉱石ラジオも実は、この技術の一員だったりします。空中を飛び交うラジオ電波を、コイルとコンデンサーの共振特性にて集中的に集めて、それを鉱石であるゲルマニウムへと導くと、ラジオの音がそのまま再生されると言う物です。

ここで誤解されている方が多いのが、鉱石ラジオは、別名、無電源ラジオや電源不要ラジオと呼ばれる事があります。しかし、その言い方だと、後に全体の詳細原理を説明する場合には矛盾が発生しますので、あまり宜しくありません。

鉱石ラジオ

厳密には、鉱石検波器式ラジオです。

実は鉱石ラジオは、電源不要ではありません。実際には電源が存在します。それは、実際に空中を飛んできた電波そのもの。それが実質的な電源にもなっています。なので、電源不要と言う言い方ではなく、電池不要、としたほうがまだ良いでしょう。



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失礼。この記事、実はオチありません^^