12/16/2015

人にお作りして贈呈する機器には耐久性の高い物

↓の写真は、AMトランスミッター小鉢(贈呈済み)の周波数切り替え回路基板。比較的切り替えが必要であろうとされる部分の回路に、接点式リレーを使用するのか、それとも半導体スイッチを使用するのかによって、耐久性が違ってきます。小鉢の設計時には、リレー式の切り替え回路を予定していたのですが、実はリレーと言う物は外部の熱によっても耐久年数が変わってきます。


ただ、小鉢に使用した回路は、実質的な信号を切り替える部分についてのみ半導体スイッチを使いました。ラッチング回路を組んで、プッシュスイッチにて切り替えをさせようと考えていたのですが、ユニットを収めるスペースの関係で、トグルスイッチからの信号で半導体接点を切り替える方式にしました。

ん?そんな事をするのだったら、トグルスイッチに信号を通して普通に切り替えれば良いのでは?

と思われるかもしれませんが、高周波ってほどではないにしても、1MHz以上を切り替える必要があるのと、更にいうと、10MHz付近の水晶を切り替える必要がある、って事から、流石にダイレクトに引き回す事になるのはダメって意味でも、プリント基板上の配線ルート上に、切り替え回路が必要だった、故に、リレー、又は半導体スイッチを使った、いわゆる遠隔制御が必要になったわけです。

トグルスイッチの耐久年数と、リレーそのものの耐久年数を考えると、実質、トグルスイッチのほうに軍配が上がる、って事なので、このような構成にしました。

人にお作りする物には耐久性の高い物、耐久年数が長い物を選択する率が高く、必然的に高価なパーツを使う事になるのですが、私の場合は、この耐久についてのみに注力して構成します。

半導体スイッチ自体は、息の長いデバイスです。今後も無くなる事はまず無いでしょう。モノが無くなったとしても、同様に使える媒体が出てくる事と思いますが、比較的息の長い半導体スイッチには

CMOSの

4051, 4052, 4053、4066高速版だと74HCシリーズにもあります。

制御端子に電圧を加える、加えないによって、内臓されている半導体スイッチの接点が切り替わる媒体です。接点が物理的機構ではないので、寿命は半永久的。良い面に対して、マイナス面もあります。スイッチが接触して通電状態になった場合、若干ながら抵抗値を持っている、という点。CMOS4000シリーズならば100Ω程度、74HCシリーズならば、10Ω程度。今回小鉢に使用したのは、4000シリーズのほうでした。実は、この100Ω程度の抵抗値は、一石二鳥だったのです。

水晶と発信回路の間には元々、数百Ωの抵抗を入れて安定化を計る回路だったので、この4000シリーズの半導体スイッチを使う事で、必然的にそれが抵抗としても作用したわけです。



どのくらい古いかってのもこの資料の年代からして垣間見る事が出来ます。この資料は、東芝半導体関係の1975年の書籍からの引用です。そして、これらのデバイスは現在も、様々なメーカーから製造を継続されています。4053について見て見ると、ABCの端子をVDDに繋ぐかGNDに繋ぐか、前者は1(high)、後者が0(low)となり、これをマイコンなどからの制御で内部に設けられた半導体スイッチが作動します。スイッチと言っても目に見える金属片スイッチが入っているわけではなく、実際にはFETの組み合わせです。そのFETの内部抵抗が、そのままON抵抗、OFF抵抗となって特性化している、と言うわけなのですね。因みに、上記資料では、「いずれも最大18V」となってますが、これは4000シリーズに関してのみで、74HC4xxxに関しては、最大6Vまでですのでお間違えなきよう^o^。

 4052などの名称ですが、メーカーによって前後に文字列が付きます。東芝ならばTC4052BP、テキサスインストュルメンツ社製ならば、CD4052Bなどのように。でもほぼ同一の媒体ですので、特に指定されてなければどのメーカーの物でも差し替えて使う事が出来ます。ただ、74HC4052と、TC4052BPの場合は、TC4052BPが使われていた場所に74HC4052を置換する事はNG。供給されている電圧が6V以下ならば、どのタイプでも使用可能ですが、4000シリーズは18Vでの使用時に最速となりますので、それを5Vで使用した場合、高速なスイッチングが出来なくなります。しかも、4000シリーズで18V使用時の速度と、74HCの速度は歴然に違います。74HCシリーズのほうが4000シリーズより5倍~10倍程度の高速広帯域動作が可能で、その高速広帯域動作に頼っている回路の場合は、性能の劣る4000シリーズに置換する事で、回路が動作しなくなる場合もありますので注意が必要です。というか、ほぼ動作しなくなります^^。

じゃあ、CMOS 4000シリーズなんて不要じゃね?

まあそう言いなさんな。実は、4069(74HCU04)などのインバーターデバイスに関して、アナログ的な使い方をする場合、74HCシリーズでは6Vまでの出力が取りだせるのに対し、4069では18Vまでの出力が取りだせるわけで、PLLのチャージポンプ回路などが4000シリーズでそのまま組めたりする利点もあります。チャージポンプならば高速広帯域である必要はありませんのでね。

さて、ここまで半導体スイッチとしてCMOSタイプを紹介しましたが、1996年以降に登場した、接点リレーに変わる物として、最新デバイス


左=SSR(Solid State Relay)
右=PhotoMOSRelay

という物があります。SSRは本当に接点リレーの代替品となる物です(省電力~大電力を扱える)。PhotoMOSRelayは、フォトカプラの進化版(省電力を扱う回路に向く)。半導体としての低価格製造コストという事もあり、今後、接点リレーよりも安価になる事でしょう。また、接点リレーだと、5Vや12Vと言った電圧が必要なので、マイコンからの制御信号をトランジスターのスイッチング特性を利用した駆動回路が必要になりますが、SSRなどの媒体だと、マイコンからの制御信号だけで駆動可能(上記写真のは12Vの電圧を加えないとダメ)。

以上のように、耐久性のみを考えると、半導体媒体ってのは最良の選択肢になります。物理機構を持つHDDもそうですね。ただ、様々な事情により、今後HDDは暫くは存命し続けるとは思いますが。しかもSSD(Solid State Drive)に関しては、不揮発メモリーというちょっと特殊な半導体技術を用いている事から、今までの半導体よりも耐久年数は短く、通電時間に換算して数年でその特性が劣化します。お前はアナログか!ヽ(`Д´)ノ、って感じでね^-^。

そして、私が作り、人に贈呈する物の中で唯一、耐久性を犠牲にしても趣きを出したいって部分が一つだけありまして、それは、アナログメーター。これは、代替品としてそれと同等の目的を果たそうとすれば、バーグラフLED、LCDなどを使えばOKですが、それらにおいては絶対に出せない趣きや風情があります。そうは言っても、アナログメーターの耐久年数は、安価な物でも50年程度は持ちます。精密な値を読むテスターなどに用いたりする場合にはそれよりも短くはなりますけど。

って事で、今回は耐久性、耐久年数について、スイッチなどの媒体を用いて記事にしてみました。

12/10/2015

110V(220V) / 5000Wまでの機器の分圧を制御する装置
























11/18/2015

OPTIMODを好きで所持するプロアマのボケカス

勘違い、調子ノリ、俺プロ(どうみても素人)

運転が下手糞なのにやたらと高級車ばかりを好むDQNと化しているのがOPTIMOD中古市場。チラホラと、本当に機を愛するオプチモダーさんが古参組となって行ってる現状に、その真剣な古参の方々が嘆いておられます。私もたぶん、その一人。

はっきり言わせて貰うと、OPTIMODのデジタル機を入手して、プリセットかませば確かに、その通りの音になり、フォーラムで有志が公開している(←この行為もどうかとは思うが)各放送局のプリセットを当てがえば、一応はその放送局の音になる、などと勘違いしている新参組が多すぎる事態となってます。

特に目立つのが、どう考えてもあなたの放送局の音との比較ファイルの音が違い過ぎる!。

そもそも、OPTIMOD(デジタル機)を所持しているモダーの方は大抵、オシロやスペアナなどの測定器も揃えているのが当たり前ですが(と言うか、細かな調整の場合は最低でも歪を測定する機材があったらイイよね、と思うはず)、それすらも持ってないとなると、これは、よほど耳が良くないと、単なる音を作るだけのエフェクターに留まります。

しかもアナログ機を持ってるのに測定器すら無い、って場合は、もう神様かバカかのどちらか。測定器も無しに調整をする、ってなると、もう耳でしか方法が無いわけです。とは言ってもスペアナはPCにソフトウェアを導入し、それで測定は出来ますが、今度はその測定の方法を知らない、となると、何ともまあ笑える話です。

ただ、単に音に迫力を出したいだけ、とか、なんちゃってラジオっぽいラジオごっこをするだけ、って場合はこの限りでは有りませんが、居るんですよ、「あぁぁぁぁ、満足の出来るあの局の音にならねぇぇぇぇぇ」とか、挙句には「やっぱり2200じゃダメなのかぁぁぁ」とか、「これはもう8500を狙うしかねぇぇぇぇ」とかのたうち回った挙句、大量のOPTIMOD所持してます状態になるのです。フェラーリ5台持ってま~~す。運転出来ないけど~~、っていう、


アフォですか?


極端な話を言いますと、OPTIMODは、どの機種を所持していても、必ず、同じ音が作れます!。アナログ、デジタルの違いでは多少は変わってきますが、基本的には同じ音が作れます(マルチバンド部分のバンド数の違いによっては厳しいでしょうが、同一バンド数ならば作れます)。因みにアナデジの主な違いとして、ノイズだったり。特にノイズに関してはデジタルのほうが若干多い、と言うのも、デジタルオーディオを知る人なら分かります。特にディスプレイから出るノイズが、他の機器、ミキサーやトランスミッターに入り、影響する、という物。しかもですよ、そのノイズを分からず、デジタルだからアナログ機よりも音とかノイズの面で有利だ、と思って、事もあろうかトランスミッターをOPTIMODの上に置いて使うバカが居るわけです。

「よぅっ、この音どう?最新8600買ったんだけど!」

当然、フォーラムのメンバーは誰も返信しないわけです。そしたら更に

「みんな羨ましがっちゃった?」

とか。




返信無いのは


あなたが音という物を全く理解していないからだ!!!


因みに私が個人のオプチモダーの方々の音を聞いて、今まで一度たりとも「うわ、凄い」って思った事はなく、「ああ、毎度お馴染みフェラーリー自慢のDQNさんか」と思います。表面上は適当に褒めたり「おおおお、これぞラジオですよ」とか言ったりしますけど、もし、本当に凄いって思った場合の私は、「すみません、それ、音の流れはどういうルートに?」「出来れば、どのような設定にされているのでしょうか教えてもらえません?(←本当はこれ尋ねるのはタブーです)」とか、やたらとしつこいくらいにその人に尋ねる事でしょう。


先にも言いましたが、好きな音を作るって場合は、どんどん楽しんでくれれば良いのです。OPTIMODを所持する事は自由なのです。そこに何の資格も免許も証明書も認定も要りません。


ただ


プロ意識を持っている人の前でドヤ顔して自分勝手にチューンした聞くに堪えない音を聞かせて意見を求めるのは止めたほうが良いです。


どんなに凄い車を持ってても、運転技術が悪く、事故を起こしまくるドライバーより、事あるごとにエンジンが止まり再始動させなければならないようなオンボロ車を、自分でメンテナンスし、意のままに扱い乗りこなすドライバーのほうが断然、輝いてます。


あと、フォーラムでも特にそうですが


「私はアナログが好き」


って発言をしただけで、どうして私がアナログ機を推奨している事になるのですか?。あなた達、頭おかしいですわよ。


言っておきますが


私は人にアナログ機を奨めた事など、素粒子レベルの一粒すらありません。


確かにアナログ機は魅力的です。部品も汎用のパーツを使って作られており、所謂ディスクリート回路と言いますが、電子回路を知る人にとって、これほど魅力的な物は無いのです。このICチップのデーターシートが手に入らない、よってこの部分ブラックボックスだ、っていうデジタル機なんかより、よっぽど魅力的です、というような事は言います。でもそれって、普通に考えれば、電子回路の知識がある人にはお宝である、ってだけで、遭えて口にはしませんが、唯一、そういった電子回路の知識が有る人にはお奨めかな、って事を心の中だけで思ってるだけです。


もういちど言いますが、


私は人にアナログ機を奨めた事など、素粒子レベルの一粒すらありません。


言ったという証拠があるなら、出してみろよこの機材集めるだけで何も出来ないDQN星人がボケ!


初めての人や電子回路を知らない人は、アナログ機を買うべきではなく、ましてや中古を購入しても結局、部分的に壊れていた場合の対処が自分で出来なけれ ば意味が無い。アナログ回路の知識があれば、アナログ機というものは比較的何とか出来る率はデジタル機よりも高い。接点スイッチが壊れていたら、アキバな どで似たようなスイッチを買ってきて、取り替えれば済む。マイコンベースのソフトウェアプッシュスイッチだと、マイコンが死んでたらそこでアウト。そうい う意味で、ディスクリートで組まれたアナログ機のほうが、簡単にいじれる。


このような事は言いました。というか、これって、全人類に対して無条件にアナログ機を推奨している事になるのか…。

・・・とまあ、色々と勝手に勘違いされて、私を悪者として仕立てられる風潮になってるのがちょっとカチンと来ましたので、後でフォーラムにはこれらを別言語でぶち込んでおきます。


流石にこっちが黙ってたら、調子乗るわ乗るわ!


何人かの古参様たちは「あの人(私の事)って、確かにアナログ派だとは思うが、別に推奨してた事ってあったっけ?」というフォローをしてくれてますが、もうね、その古参のフォローですらカチンと来るくらいですもん。「アナログ派なワリには1101とか5500使ってるよな~」


あのですね



ちょっとそこのクソジジイども!



私をアナログ派という派閥の党首にするのをやめろ!



アナログが好き=アナログ派という単細胞な思考しか出来ない脳細胞壊滅的な16Khz以上の聞こえなくなったジジイだった、ってのは分かるが



仮に私がアナログ派だったとして、その私がどうして5500や1101というデジタル機を使うと、疑問を持たれてしまうのだ?



別にOPTIMODに限らず、ちょっとでもMP3聞いたら、アナログが好きって事を撤回でもしなければならないのか?



という具合いに、今までは限られた人にしか流通しなかった物が、簡単に入手出来るようになった事で、とにかく人間としてどうなのよ、って人が多くなりすぎてます。



先ほども言いましたが、デジタル機、アナログ機、好きに買ったり使ったりすれば良いのです。測定器が無かったりしても別に良いのです。好きにすれば良いのです。



問題は



逐一、私のせいにしないで頂きたい!


11/13/2015

何となくおかしい内容の不法電波はダメ~の解説


言ってる事はとても大切な事です。ルールは守るべき事。だからこそ、それを告知する側はもっと正しい内容を用いて伝えるべきです。

それなのに、しょっぱなの解説では

不法CB無線、不法パーソナル無線、そして、不法アマチュア無線(HAM)

と言った3括りにしています。そして、何より、画面に映っているのは、誰でも購入できる、凄まじい技術力を持つ一流メーカーが製造した機器なのです。販売されている機器をそのまま使った場合、そこで問題になる可能性は極めて低い。日本でHAM4級レベルの資格で試される内容って、正直、そこまで難しい内容ではないのです。確かに、仮にHAM機を免許なく使用すると、それは不法無線運用になります。これが宜しくない行為というのは異論が無い事でしょう。しかし、それをそのまま使用したからと言って、即、何らかに妨害を与えてしまうって思われてしまう説明は、ちょっと舌足らずであると思うのです。不法CB無線もそうです。こちらで使われるFCC規格の物を日本国で使用したからと言って、即、実質的問題となるようならば、FCC規格を定めた米国へとケンカ売っているとまで言える可能性があるのです。

何度も言いますが、不法無線は宜しくない、と言うのは異論ありませんよ。

私が言いたいのは、この動画の作り方なのです。そもそも日本の決まり事と言うのは、法律からして色々とおかしい部分があります。使用可能な無線機を所持しているだけで違法と言うのも、国家権力の濫用に近いものだと言えますし、…という部分を語ったところで、日本お得意の

「決まり事です」

で終わりますので無駄なので割愛。

つまり、免許を持っているからと言って、そういう方々が重要な通信に妨害を与えないとは限らないわけで、もっと言うと、電子回路の知識があるそういった方々の中には、必要な測定機材(スペアナ、オシロを含め)を所持していない方も多いのです。しかし、「ここをいじったらパワーアップする」って事の知識がある人の率が高いわけで、悪い事が出来る率の高い人達なわけです。逆に、そういった知識の無い無免許な人の中には、そういった知識を持ってなく、単に、友達と会話をする為だけにCB、HAMなどに手を出す場合もあるのです。どちらが安全か、と言うと、しっかりと作られ、機器基準を満たしているそういう機器を、無免許、有免許無関係に、そのまま使っている方のほうが、妨害などの観点からは安全とも言えます。

また、外国製の無線機を使用する事で、テレビに妨害を与えた事例がある、って事に対しても、説明不足です。例えば、日本の放送局が使用する周波数は、外国ではトランシーバーに使われている。よって、それをそのまま日本で使用する事で、周波数が同じである事からテレビに妨害を与えてしまう、と言った具合での説明が有っても良いと思うんです。それをせずに、いきなり、技適シールの話になってます。

熱が冷めないうちにもう一度言いますが、不法無線は宜しくない、と言うのは異論ありませんよ。

もう一度言いましょうか?

不法無線は宜しくない、と言うのは異論ありませんよ。

もう一つ、電波の波長の説明があるのに、どのような仕組みで妨害に至ったのかの説明が無さ過ぎです。

免許証が無くHAM機を購入し使ったら妨害を与える可能性がある

とも取れるような説明は、聊か不足に感じました。

もう一度言いますよ


不法無線は宜しくない、と言うのは異論ありませんよ。


コピペってラクです( ̄▽ ̄)。



ダメですよ~ルールを守りましょうね~、という事を説明するには、聊か色々と不足している気がしましたので、ちょっと記事にしてみました。


最後に、私は、不法無線は宜しくない、という表現を用いた事について、「ダメ」とは名言しないでおきます。理由は、皆さんでお考え下さい。

Englishで言うと、Bad Actではなく、No Good Actである、って感じです。