8/27/2017

電球のソケット/E26とE27は互換性があるのかどうか


一般的なエジソン電球(裸電球)のソケットは、我が国ではE27が一般的であります(日本だとE26)。単純にこの数字は電球の電源部分、螺旋状になっている部分の直径を指し示しています。正しくは口金サイズですわね。数字が大きいほど、口金サイズも大きくなります。

E27(E26), E17, E11

この辺が一般的に流通している規格であります。

で今回、

我が国で一般的なE27に、日本のE26電球をぶち込んでも大丈夫なのか否か。

電気工事関係の方々に対してこんな事を言うと、血管が切れたように大声でわめき散らすっていうちょいと面白い現象に発展しますが、流石はプロフェッショナル、むしろプロヘッショナルであります。どうも最近、喧嘩を売る事が無くなっており刺激が無さ過ぎまして人生楽しく無い気もしますが、この程度では喧嘩売りにはなりませんでしょうからそのまま書きますが



問題ありません!




ささ、そこの御方殿、このブログにツッコミとか罵倒をする燃料投下中でありますわよ( ̄ー ̄)。是非リンクして下さい(←アフリエイト見え見えやん( ̄▽ ̄))。




とまあ煽り不足ではありますが、公の場では「問題が無い」とは流石に皆さん言えません。そもそも、各国それぞれに電気に関する法律があり、それの上ではこの使い方は推奨されないどころか、めっちゃ怖い事が書かれてたりしますのでね。




「これを守らなければ全財産失う」だとか「自宅が火事になる」だとか「サイズが違う事で電極間にスペースが出来、そこに埃が溜まって大変な事になる」だとか「僅かに隙間が出来たりする事でそこから怪電波が発声する」だとか、なかなか面白い事になってます。実際にこれらはしっかりとした理論が形成されておりますので、私はそれらを否定する事は地球が滅んでもございませんのでご安心下さい。




問題はそこではなく




使えるかどうか、です。10ガロンのジェリに100ガロン入れる事が出来るかどうか、っていうその程度の話であります。その観点で見ますと、「可能である」です。

【E27ソケットにE26電球】

まずはこれから話しましょう。結果的に言うと、少しサイズの小さい電球をE27に押し込むって事になります。ブカブカのパンツを履く感じになるかと思いきや、ソケットはねじ込み式である点に注目です。最後までしっかりとねじ込んで上げればぐらつく事もありませんし、電気抵抗としても問題無く、必要な面積の端子接触範囲を得られます。

【E26ソケットにE27電球】

実は、電気的に言うと非常にしっかりとした据付になりますが、少々硬いのです。電球をクルクル回してねじ込むのですが、今までよりもちょいと硬く感じられます。こちらも同様に多少は硬くなりますが、電気的にも問題ありません。

【E26, E27ソケットにE17電球】

実はこれも可能なのです。それは、電球側の螺旋ネジ部分にアルミホイルで嵩増し。ただ、これは難易度が高いので流石に私からはお奨めしません。E17→E27などへの変換ソケットも幾つか流通していますので、それを買って下さい。