6/24/2015

本日もスチームパンクな物を見て、タイムトラベルしましょう

前回の話題でも取り上げました、スチームパンク。今回もそれに触れて、シャーロックホームズ、エルキュールポアロの時代へとタイムトリップしましょうそうしよう。

まずこれ。

聊か時代背景もへったくれもくそったれも無いですが、聞いた事がある人もいるでしょうニキシーチューブ。ガラス管の中に、数字や英文字に象った金属板が入っており、そこに電流を流して点灯させる事で、何かしらの数値を表示する場合の表示機になります。


剥き出しの状態で申し訳ないですが、とりあえず点灯させるとこんな具合になります。

このようなニキシーチューブも、スチームパンクなアイテムと言えますね。ただ、エルキュールポアロの時代よりも、もっと新しい時代な気もしますが^-^;。

ではここからは、世にあるスチームパンクな物を紹介していきましょう。



言わずと知れたニキシーチューブ時計。本来、1950年代以前は、そもそもデジタルと言う概念がありませんでした。何かしらの媒体の量が変化する事を、断片的に取得して、数値化するところから、デジタルへの発展を遂げてます。具体的には、1分2分3分...となってれば、1分00秒~59秒までを無視して、2分00秒にて次の数値を取得して「2」の電極に通電を行う、という実にアナログな構成も多く用いられました。エレベーターの回数表示も、例として分かりやすいと思います。

街に繰り出すとこのようなスタイリッシュなエレベーター表示の物がありますが、これだとⅠ~Ⅱ~Ⅲといった具合いにメーターが移動して、現在、エレベーター籠の位置を知らせてくれるのです。このⅠ~Ⅱ~Ⅲを


のように、途中の移動経過を省いて数字として表示させる、という具合いに構築していた時代です。話が反れましたが、では更に見ていきましょう。








なかなかのスチームパンキーっぷりで面白そうな物があります。いずれはこういうのを作ってはみたいのですけどね。

で、ここからは少々、勘違いなパンクっぷりを。






これらもまた素敵なのですが、これを表現しますと、スチームパンクではなく、現代のスタイルでデザインされたスチームパンクと言ったところでしょうか。

では戻りまして、今度は、照明機器なるスチームパンク物を。




電圧計が付いている意味はもう、趣向としか思えませんが、卓上ライトとしてこういうのがあると、何となくホームズになった気がします。

では最後に、これも現代に蘇ったスチームパンクと言えますね。PCのUSBフラッシュ記憶媒体。概ね128GBのUSBドングルです。






最後の二枚は、遊び心満載です。このタイプの物においては、USBに差し込んで通電状態になりますと、使用されている容量がメーターで表示されたり、などと、若干趣向が凝らされているものもあります。

ただ、やはりどれも、珍品という位置づけで、コレクターズアイテムとしての取り扱いが主ですね。ただ、この系統のメモリーは、もし、メモリーとしての機能が故障しても、ちょっとしたインテリアとしても使える事から、昨今の普通のUSBメモリーとは違った見方をするべきかもしれません。