6/22/2015

スチームパンクという物をご存知ですか?

1800年代後半から蒸気機関というものが発明されました。石炭を燃やしてその蒸気の噴出する力で、羽を回して様々な動力源にしていた時代です。そんな蒸気機関が主力だった時代には、蒸気の圧力を送る配管などが目立っていたのですが、現在において、スチーム(蒸気機関)punk(反体制的)と言う扱いよりも、既に確立されているSFのジャンルの中の一つになっている場合を挙げる事が多くなってます。そもそもsteamとpunkを分けて解釈するのは邪道って事になるのでしょうが、敢えて言うと、punk=反社会的、現代にそぐわない、見劣りする、と言う意味合いがあることから考えると、幾分納得ですわね。

少なくとも蒸気機関は現代では全く使い物にならないエネルギー・・・

と言うのはちっょと待った。実は蒸気機関ってのは現代でも使われています。直接的な印象が表面化していてあまり気付きにくいですが、原子力発電や火力発電などの、熱エネルギーで発電機モーターを動かす際に、蒸気を媒介として使用するのがまだ一般的です。これらも一応は蒸気機関と言えますね。

御託はともかく、ちっょと見てみましょう



























概ね理解頂けたかと思いますが、随所にガスや水道などの管がデザインされているのがお分かりいただけると思います。この蒸気機関を彷彿とさせるデザインを取り入れている物も、先ほどのSFの一種と同様に、インテリアやファッションなどでも『スチームパンク』と呼称されています。勿論、蒸気管のみではなく、その時代に使われていた、現在では既に過去の物となりつつあるフィラメント電球(エジソン電球)なども、このスチームパンクに取り入れられる事も多いですね。

では最後に








これ、Laptop, Desktop PCのキーボード。なかなか高価ではありますので、スチームパンク好きな人に向けてのコレクターズアイテムに近い位置づけとなってます。