地元のラジオ局ならば、文句無しに入ります。
流石にちょっと離れたラジオ局(1190KHz KEX オレゴン州)は、これが限界。でも外部アンテナや、このラジオを外に持ち出せばMAXに振れますわね。
では内部紹介。
イタリア製のミドルエンドな真空管ラジオに使われていたスピーカー。1960~70年代製造。中古ではなく、倉庫にずーっと保管されていた物を4個(2個80$)ゲットしました。
惜しみなく投入です。
自作回路のスイッチング電源を特注です。切り替え周波数は3MHz。チョーキングコイルは30H~50Hという高インダクタンス。
失敗した回路設計の数々。
とりあえず、紆余曲折を経ての完成です。いや,ほぼ完成で、後は、メーター部分のバックライトと、与力があれば、音ピカランプを。
折角なのでKEX 1190KHzをそのまま受信してみましたが、めっちゃ遠距離なのに、この通り。まあ流石に、GND面積が小さいので、手を近づけると、身体がアンテナの役割になってしまい、感度が一時的に上がりますので、使用する場合はアースラインをしっかり取るとGoodですね。方式は、2段構成のスーパーヘテロダイン。CFU455KHzを2つ使用してますので、その効果もあってか、選択度はかなり良いです。がしかし、チューニングはシビアです。シグナルメーターがありますので、一番強く振れる部分に合わせればOKです。
電池での駆動も可能で(と言うかKIKORIラジオは電池駆動が標準の設計です)、AA電池を4本使用。アルカリAAを使用してチェックしましたら、音量にもよりますけど、連続稼動は約80時間程度。エネループや、パワーエナジー、エボルタなどが経済的。需要があるとは思えないので回路図は非公開。
余談ですが、夜間は1242kHzのニッポン放送(たぶん)も微かに入ります(アウトレットラインアンテナ使用)