下に写っているのが、私が使用しているKAMABOKO S1です。上の金属ケースが、KAMABOKO RS-1。因みにRS-1は、日本の方とヨーロッパ圏の方にプレゼントするモデルです。
試しに、既に製作済みのRS-1ユニットを収めてみますと、これがなかなかフィットして丁度良い感じになり、その時にたまたま配達に来られたFeDexの人に「Hey its perfect work done !!!」って叫んでしまいました(←厄介な顧客リストに登録されるからやめなさいそういうのは!)
なんやかんやしている内に、LEDメーター部分をインストール。若干ズレたものの、後に引けないので突き進むだけです。前に進む階段を上がる為には、時には降りなければならない時もある、とかいうジーコの言葉は、この際無視です!
ポリバリコンです(←見たら分かる!!)。周波数の調整ではなく、出力部分に装備しているアンテナチューナーのチューニング用です。ここを回して、前面についている緑色LEDメーターが最大に振れるようにして使用します。
ピッタリ!
ダイヤルとかを付けてみたり。横の赤い端子は、RF出力。ここに1m~3m長のアンテナケーブルを使用。最大で10m長のアンテナまで、アンテナチューナーにより同調出来ますが、10m長でマッチングさせると、(リミッターをOFFにした場合)見通しで数kmは飛ぶかと。
人に作る作品は、必要以上に丁寧に作る私。なかなか良い感じですね。特にハンダは、多少多いくらいに盛ります。末永く使えるように願いつつ^-^。
光り物は好きですので、どうしようか考えましたが、もうこの時点で、ビンテージ風には出来そうに無いので、遠慮なしにブルーLEDを投入したら、めっちゃ眩しかったので、流す電流を6mA程度に抑えました。
9KHzステップで問題なしに発振中。スペアナでのスプリアス特性も、大丈夫。と言っても、微弱電波ですので、2fsのスプリアスですら、確認出来ないレベルです。
背面いぇぁ。
ネームシールは、英語と日本語、どちらが良いかの答えに「日本語で」というオーダーでしたので、日本語にしました。
裏側いぇぁ。因みに、通過型ですので、入力された音はそのまま出力される仕様。ライン出力から何らかのアンプへの接続ラインに配置出来ますね。勿論、電波の回り込みは極力抑えてます。ただ、一応、MWバンドでは、アンテナ長は160mクラスの長さを要求されます中、たった3m程度のアンテナで有る事から、電波の輻射効率は数パーセントに落ち込みます。マッチングは取れているが、殆ど輻射できない状態です。なので、アースはしっかりと取るべきなのですが、そこは使う人に任せます。可能ならば地面アースが理想なのですけどね。