私は、配信以外でPCBを作る詳細な手順を公開する事は避けてきました。余りにもローテクである事から、コンピューターベースで作成するのが一般的である現在、大して参考にならないと思うからです。でも、尋ねられる事もありましたので、今から、何ステップかに渡って晒しておきます。
— たるる(msk)@AMトランスミッター (@tarurumat) April 19, 2015
Step1 : まず私が使うのは、大量に持っている紙フェノール生基板(生PCB)。どのくらい持ってるかと言うと、PCのマザーボードサイズの基板なら、数千枚は作れるくらいの量です。 pic.twitter.com/NGOFn0Ln4O
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Step2 : そこに、部品配置を印刷した紙を pic.twitter.com/E6NxgYNcjQ
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Step3 : 重ねて pic.twitter.com/Id4gOieemy
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Step4 : セロテープでペッタン pic.twitter.com/4ZS2MN5cX2
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Step5 : 部品の足の位置をポンチでマーキング pic.twitter.com/WxPbALvVa1
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Step6 : ポンチポンチすると、こんな感じになります。 pic.twitter.com/teHzPgF2Hn
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Step7 : そこに、マジックと定規を使って、正しく配線されるように線を描きます。ベタアースにするのか一点アースにするのか、自在ですわね。 pic.twitter.com/vkpqlQgqxG
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Step8 : 描き上がりました。ポンチポンチしてからマジックで線を描き上げるまで、約今回は30分要しました。 pic.twitter.com/3z1E2hjpdG
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Step9 : 先程の描き上がった基板を、過酸化水素エッチング液に浸して10分待つと、こうなります。 pic.twitter.com/Y2D9MU1CnP
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Step10 : 部品をトッピングします。今回、トッピングに要した時間は、20分。全工程は毎回2時間以内ですが、当然ですが、このやり方での量産は出来ませんわね^-^;。 pic.twitter.com/tnQ8hRL6L5
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本当は、PCを使用してプリントアウトして、という手法を使いたいのですが、感光基板の数百倍の量の生基板を所持している事から、そちらから消費していかないと勿体無い感覚なのです。生基板にもレーザープリンター+アイロンプリントと言った手法があるのでしょうが、レーザープリンターを買わないと・・・