その一つに、ユニバーサル基板、PCB含め、特にPCBで作られる方にお奨めなのが、両面基板を用いて片側をフルアースにする、と言う方法です。この場合、部品は表面実装となりますでしょうが、私は表面実装派だったりします。
さてここで、両面基板ではない普通の基板の場合。ちょっとした物を使用します。それは
園芸用の銅箔テープ
まず、通常のPCBの背面に、この銅箔テープを敷き詰めてみましょう。
このようになります。念の為に、テープ間をハンダで繋いだりしておきます。
木箱などの、シールド効果の無いケースにユニットをインストールする場合、これだけでもかなりの効果が得られます。
さて、シールドと言いますか、グランド確保が出来ましたら、見て行きましょう。
この3つが、KIKORI YR-1の全てのユニットです。とても簡略化されていますが、これでもPLL形式、そして、最低限の品質である音声圧縮とクリッパーも搭載しております。
早速、発振器の動作をチェックします。動いてますわね。こちらでは、AMラジオは10KHzステップで割り当てられているのですが、実はこのYR-1は、日本の方へのプレゼントだったりします。なので9KHzステップにしてます。
KIKORIの目玉!木箱。DIYショップにて2個で1$という破格値。電子工作用では無く、写真などの展示用ケースだったりします。これがまたイイんです。何がイイのかよく分かりませんが、なんかイイんです!る
これにユニットをぶち込むのですが、これがなかなか難しいのです。操作パネルを前面に配置する場合、内部ユニットはほぼ壁際に設置するしか無いのです。PCBもそれに合わせて作ります。
デーーーン!!はいこれメーター(←見たら分かるよ)。左右に2つが並んでます(←それも見たら分かる)。こういったアナログ的な何かが組み込まれるのも、KIKORIシリーズならではです。勿論、簡易的な飾りではなく、ちゃんとしたレベルを表示します。
左右の役割は、ステレオ音響メーターではなく、右のみが音響メーター。つまりは変調レベルを表示させるのに使います。がしかし、音声圧縮回路を使用している事から、何かしらの圧縮レベル、或いは圧縮回路に入る前のレベルも表示させれると、使い人は不自然な音声圧縮効果を未然に防ぐことが出来そうです。表示切替はスイッチで。
では早速これを木箱に組み込んでみましょう。
どや!(o→ܫ←)b☆
このままでは流石に味気ないので、パネルも勿論作ります。
出来上がっている部分まで一気に紹介しましょう。
最終的な仕上げはまだです。と言うのも、スイッチの在庫を切らしてまして、大量注文をぶちかましているところだったりします。