いつもの憩いの場所で集っての雑談の際に言われた言葉
「Taruruちゃんって器用貧乏で、見てて切なくなってしまう」
概ね全員が一致して「同感だなぁ」と返されました。ここで、器用貧乏と言うものの定義について知識を得てみようと思ったのですが、今ひとつ様々な定義があるようです。しかし、この憩いの場所の集いで挙げられた、私に対するプロファイルが、ほぼ該当していた事に驚きました。逆に考えると、私ってそこまで周りにそういったオーラを振りまいているのかな~、と言う、自身では掴めない部分が撒き散らされているようでいて、少々気持ちが宜しく無いわけです。
「Taruruちゃんって、人の為に何かをする事って多いと思うんだけど、報われないよね」
言われてピンと来ました。
「Taruruは結局、人の為に使われる道具になってる事って無いのかな。自分の価値を無駄遣いしないほうが良いよ」
これもピンと来ました。
特に後者は、PCトラブルに関してヘルプを願い出られる事があるのですが、勿論、解決出来なかったトラブルは無い、という実績なのかもですが、この場合、高品質な修復道具にしかなっていない、って部分。実際、PCトラブルの時にしか私に声を掛けて来ない人って、数としては10名以上は居ます。その人達の事を改めて考えたら、100%、PCトラブルの時にしか話しかけてきません。解決できるのは出来るのですが、その実績が報われる事と言うのはほぼありません。
道具です!
そう考えると空しくなってきますが、向こうは私を道具に使っていると言う意識は無いでしょう。結果的にそういう形態、関係になってしまっているのが正しいのでしょうが、そういう人とは関係を切ってしまって、その時間を自分の為に使うべき、ってアドバイスを頂きました。
考えたらそうですよね。
PCトラブルが発生
↓
私に「何とかして」
↓
はーい
これが今までの私でしたが、
PCトラブルが発生
↓
私に「何とかして」
↓
なぜ?
これが現在の私。そう、実際に「なぜ私が助け舟を出さなければならないの?」って聞き返したのですが、まともな回答は返って来ませんでした。これも、憩いの場所で「なんで私が?って聞き返して見ると分かるよ。まともな回答なんて返ってこないと思うから」の通りでした。それは
道具は、使う人に対して疑問を持つ事は有り得ない存在だから!
ここで思った事は、人って、何かしらの行為に対して対価を求めているのかもしれない、って事。例えば、日頃から親身にして頂いている関係ならば、それに報いる事で、Give and Takeが成立します。むしろ、自分の持っているスキルを役立たせられるチャンスでもあるのですよね。しかし、そんな関係がそもそも存在しないならば、自分のスキルを発揮する意味ってあるのかしら、ってところ。
気が付いたら、良い様に使われている道具と化して無いですか?
編み物やホームメードドールなどもそうですが、何かしら手作りして、それをプレゼントする場合もそうです。
実は、過去に何度か、と言っても二度程度ですが、何かしらお作りしてプレゼントさせて頂いたのですが、中には、機能追加してほしいから送り返す、と言って送り返してきた場合もありました。要望に応える為に、可能な限り要望を実現させて送り返したのですが、「思ってたのと違う。こんな風にして欲しいんだけど。はい、やり直し~」っていって、またもや送り返されて来ました。そうこうやっている内に、私の出費は1000$近くなったのです。そこで、これ以上応え続けていたら破産しそうでしたので、
「追加の機能の実装には実費を頂きます」
って言ったら
「じゃあ、もういいよ。プレゼントって無料でしょ?」
ここで関係が断絶しました。
因みに、この系統の人の特徴としては、初っ端で分かるようになりました。それは、プレゼントを贈ったら、「到着しました」って報告のみをするのです。因みに、到着したどうかはこちらで分かります。
因みに、KAMABOKO RS-1を贈ったRenzさんという方が、ブツを受け取って私に返した第一声が
「早速、エルビスを流してみてるんだが、こうなったらアンティークなラジオが欲しくなったさ(中略)、アンテナの張り方でも相当飛びが違うんだね(中略)Benny Goodmanなんかは最高に良い音。ヤッベー、最高だ。ありがとう!!」
まあ、過剰な興奮状態ではありましたが、ここから、電波管理法違反で摘発されるまで、突き進まれたわけです。嬉しさを返してくれるって、お金で支払うよりも難しい事だと言われてます。
プレゼントと言うのは無料ではあるが、決して無料ではない
彼氏、彼女との付き合いでも同様ですね。クリスマスプレゼント、バースディプレゼント、どれもそうですが、
「受け取ったよ」
のみを返したりしてませんか?