配信終了っと。久しぶりの配信でしたが、お披露目配信をすると確実に数人(今日は5人ほど)は「それ欲しい~~」って人が現れます。しかし今日の配信中に現れたそれらの人以外に、「中見せて~」って人が出現しました。その人の疑問は唯一つ
高周波機器(しかも送信機)を、全くシールド効果が発揮出来ない木箱にそのままぶち込んで、どうしてここまでの性能を発揮出来るのか?
のようです。若干ですが、してやったり顔の私でした^-^。と言っても別に高周波機器は特に、シールド効果を伴わない入れ物にそのまま入れるってのは確かに無謀だと思われます。しかし、それは事前のイメージってだけで、実際にはダメと言うわけでは無いのです。
「ああ、確かに、木材が母体となっているアンティークな真空管ラジオも木材だもんね」
いえ、それはそれでちょっと違います。ですが、私の木工機器は、その真空管ラジオと構成は似ているのです。実はアンティークな真空管ラジオは、見かけは確かに木工細工仕上げなのですが、裏側からフタを外すと、内部には金属シャーシにインストールされた真空管が鎮座しているはずです。シールドと言うより、しっかりとGND容量さえ取れば大丈夫。言うなれば、金属無機質な装置を、木箱に納めたスタイルなのです。
私のは、GND容量については、ユニットの背面への銅箔テープなどにより確保出来ており、尚且つ配線には同軸媒体であるシールド線を使用したり。なので実際には金属ケースを使用した機器と同等な状態に仕上がっているわけです。
だって、そんな事言ったら、プラスチックケースのポケットラジオなんかは、こちらは受信機ではありますが、シールド効果云々で語ると、ダメな存在になりますでしようからね^^。