5/24/2015

送信装置のアンテナの重要性と男の裸体は素晴らしい(知らないうちに妨害電波を出している)

FM放送局、AM放送局、HAM Radio、無線通信においては、その界隈の方々には周知の事実であるアンテナ(空中線)の重要性。

[感覚的な解釈~受信機]

受信機とは、その名の通り、電波を受け取る側の装置の事ですね。TV放送も然り、ラジオもそうです。HAM Radioなどの『通信媒体』でもそうですが、通信機には概ね、送信機もセットになって構成されています。

受信側でのアンテナの役割は、感度を上げる目的に使用します。使わなかったら感度が悪い状態になります。ただそれだけ。

[感覚的な解釈~送信機]

送信機とは、電波を発生させて、そこに情報などを乗せようとするんだ!側の装置。ラジオ送信機などが挙げられます。HAM Radioなどの『通信媒体』では、こちらの情報を外部に発信しようとする際に機能します。

送信側でのアンテナの役割は、より効率良く電波を空中へと送出するのに役立ちます。

しかし

受信側と違い、アンテナを使わなかった時、又は、しっかりとマッチングの取れていない適当なアンテナを使った場合、場合にょっては機器を破損にいたらしめる場合があります。市販の装置には安全装置として、自動的に送信状態を解除する保護が設けられている場合もありますが、そうでない場合、電波を送出する部分(ファイナル段)が壊れます。

100%マッチングの取れているアンテナと言うものは存在しませんが、可能な限りマッチングを取る必要があるのは、概ね、送出しようとアンテナに向かった電波が戻ってくる事により、送信段を痛めてしまうからです。

↑これが、マッチングの取れている経路。初めてのおつかいもスムーズに成し遂げられます。18禁のマッチョな↓


こういう本とかを立ち読みするだけでは許されず絶対に3冊は買う!。一つは観賞用、もう一つは保存用。そしてもう一つは、家に強盗が入った場合に盗まれても大丈夫な用に。そして願わくば、↑の写真のノンモザイクで前面からのショットを最高に希望します!

と言ったような余裕すら覚えるくらいに、経路に何ら障害が無い状態のアンテナを、マッチング特性の良いアンテナ、と言います。

しかし、アンテナが中途半端に設置されたり(周辺に建物などが存在したりも同様)、そもそも周波数帯域が違うミスマッチング状態のアンテナの場合↓


帰っちゃうんです。この帰っちゃうんです君の事を、「反射波」と言いまして、これが送信機器の出口付近にあるファイナル段(パワートランジスターやFETなど)にぶち当たって、その反射波のレベルが高ければ、焼損したりして壊れてしまうのです。

送信された電波を全て吸収してしまうダミーロードと言う物もありますが、今回は、アンテナの重要性について触れてみました。

余談ですが、数百キロワットの送信所でもしも、動作中にこのアンテナが外れた場合、保護回路が無ければ数秒後、送信装置の置かれている部屋ごと、爆発して無くなってしまう恐れがあります。

受信側でのアンテナの役割と、送信側での役割。同じアンテナでも、その扱い方、捉え方が違ってます。

そして重要な事!

妨害電波を発射してしまう!


主に原因としては色々でしょうが、送信された電波が戻ってくる事で、ループ状態となり、そこで発振回路が形成されるパターン。目的の周波数以外で、様々な妨害電波を発射してしまう事にもなりますので、これが寧ろ問題です。これによる重要な通信への妨害で、国の機関から注意を受けた事例もありますので、それだけ送信側でのアンテナの重要性は無視出来ません。様々な電波機器を扱う場合に、免許や資格が必要なのは、こう言った知識を有していなければ「知らなかった」だけでは済まされない重要な通信に妨害を与えてしまう可能性がある、というのも一つの理由だったりします。

細かな部分ではこれだけに留まらず、様々な説明がありますでしょうが、概ねこういった事です。

免許不要の微弱電波機器を使用する際にはこう言った知識が不要に思えますが、それでも重要な項目ですので頭の片隅にでも入れて置いてください。